身近な橋のお医者さん 技術アドバイザー室
技術アドバイザー室とは
維持管理業務における計画、設計、工事など幅広くお答えします
日本構造物診断技術協会は、このたび「技術アドバイザー室」を開設しました。橋の維持管理業務を担っている管理者の方、設計者の方、あるいは工事に従事する方、お困り事があれば橋のドクターである我々にお気軽にご相談ください。
技術アドバイザー室の特色
1. 鋼橋、コンクリート橋、下部工など橋種・構造を問わずお受けします
2. 構造物診断士*の資格を持つ経験豊富な専門技術者がアドバイスします
構造物診断士とは、当協会が認定する点検や診断に対する技術資格です。
国⼟交通省の「公共⼯事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格」であり、技術者資格登録簿に登録されています。
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3. コンサルタントならびに施工会社経験者が実務経験を活かしてアドバイスします
これまでに寄せられた相談例のご紹介
当協会へ寄せられた相談の例です
【Q1】
橋面舗装にポットホールやひび割れが見られます。考えられる原因と今後の対応作を教えてほしいです。
考えられる原因を提示し、この後取るべき対応方針をアドバイスしました。主構造以外に関する相談でも幅広くお受けします。
【Q2】
塩害対策を実施後に再劣化したPC桁の対応策を教えてほしいです。
最も可能性の高い原因を提示し、補強とモニタリングを進めるようアドバイスしました。事例の少ないことでも当協会にはいろいろな業種が所属しているため対処可能です。
【Q3】
鋼桁の支承にさび汁の発生が見られます。考えられる原因を考えてほしいです。
さびの発生を誘発する部位の損傷を推測し、その損傷を引き起こす機能低下の原因を提示しました。コンクリート橋も鋼橋も両方ともお受けします。
【Q4】
桁端の遊間の上部と下部の開きが異なっています。考えられる原因を考えてほしいです。
遊間異常が発生する原因となる構造上の不具合を提示し、この後の調査方針をアドバイスしました。設計上、施工上、両方の側面から適切に対応します。
ご相談の流れ・受付方法
メールフォームからのお問い合わせ
お気軽に、お問い合わせフォームよりお申し込みください。
お問い合わせの際は、フォーム内に「技術アドバイザー室」専用の入力項目がございますので、そちらに詳細をご記入ください。
ご相談に関しての対応について
・ご依頼の業務に対しては守秘義務を重視し、必要に応じて協定書を取り交わします。
・現地調査やレポート作成など費用が発生する場合は経費程度を申し受けます。
・ご相談へのアドバイスのほか、技術研鑽を目的とした講師派遣にも対応します。