受験案内〈構造物診断士資格〉
構造物診断士認定試験の受験資格や、申請〜登録までの大まかな流れをご案内しています。受験に興味のある方はぜひご参考になさってください。
*2024年実施の「第23回 構造物診断士認定試験」は受験申請受付を終了させていただきました。
構造物診断士の受験資格
受験資格について
構造物診断士には一級構造物診断士と二級構造物診断士の2つの資格があります。受験資格については以下の表のとおりとなります。
一級構造物診断士
保有している資格または学歴 | 実務経験年数 | 試 験 | ||
---|---|---|---|---|
指定学科卒業後 | 指定学科以外卒業後 | 筆 記 | 面 接 | |
下記いずれかの資格保有者
・技術士 |
ー | ー | ⚪︎ | ⚪︎ |
大学、大学院 | 4年以上 | 5年以上 | ||
短大、高等専門学校、 専修学校(2年制以上) |
6年以上 | 7年以上 | ||
高等学校 | 8年以上 | 9年以上 | ||
上記以外 | 10年以上 |
二級構造物診断士
保有している資格または学歴 | 実務経験年数 | 試 験 | ||
---|---|---|---|---|
指定学科卒業後 | 指定学科以外卒業後 | 筆 記 | 面 接 | |
下記いずれかの資格保有者
・技術士 |
ー | ー | ⚪︎ | ー |
大学、大学院 | 2年以上 | 3年以上 | ||
短大、高等専門学校、 専修学校(2年制以上) |
3年以上 | 4年以上 | ||
高等学校 | 4年以上 | 5年以上 | ||
上記以外 | 6年以上 |
- *「指定学科」とは、土木・建築系の学科とします。「実務経験」とは、土木構造物の維持管理、経年劣化、耐久性、補修・補強・改修等に関わる業務において、 技術者(補助者を含む)として直接関わった点検、調査、診断、計画、設計、施工、施工管理等のいずれかの業務経験をいいます。 なお、建設現場での単なる雑務や単純な労務作業、事務系の仕事に関する経験は該当しません。 また、実務経験年数は筆記試験前日まで計算してよいものとします。大学院で鋼構造物またはコンクリート構造物に関する研究を行った方は、その期間を実務経験とみなしてよいものとします。
受験申請から登録まで
認定試験
認定試験は、筆記試験と面接試験(筆記試験を合格した一級構造物診断士受験者のみ)で行なわれます。 認定試験の日程は、決まり次第、協会ホームページのお知らせページにてご案内いたします。受験申請書は、お知らせページからダウンロードしていただけます。
受験申請
受験申請に用いる下記の書類1、2、3は、試験のお知らせページからダウンロードしていただけます。 受験申請にあたっては、はじめに受験料を協会指定の銀行口座へ振込み、その振込み控えの写しを受験申請書に添付してください(振込みはATMで構いません)。 受験申請書を郵送する封筒には「申請書在中」と朱書きして、申請期間内に事務局へ到着するよう郵送で申し込んでください。申込者へは後日受験票を送付いたします。
必要書類
1. 受験申請書
2. 業務経歴書(その1)
3. 業務経歴書(その2)
4. 受験料振込控えの写し
認定試験
1. 筆記試験2. 面接試験
- *面接試験は、筆記試験を合格した一級構造物診断士の受験者に対してのみ行います。
構造物診断士登録
構造物診断士は、認定試験に合格し、構造物診断士名簿へ登録後に資格が付与されます。 構造物診断士名簿への登録は協会指定の申請書を用いて行って下さい。登録には登録料が必要になります。
構造物診断士会への入会
構造物診断士名簿の登録では、構造物診断士会への入会が義務付けられています。 構造物診断士会の会費は毎年実施される認定試験のご案内でお知らせします。 構造物診断士名簿への登録申請が構造物診断士会への入会手続きになります。
認定試験のフロー
- *認定試験のテキストである「土木構造物診断の手引き」を 教材とする講習会を東京近郊にて開催しています。この講習会は受験者に義務付けたものではありません。希望する方はどなたでも受講できます。